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海洋プラごみクイズ正解

銀座環境会議

フェイスブック上で沢山のコメントありがとうございました。

ちょっとした大喜利大会と化しましたが、以下正解です。

①左の青い2つを…正式な呼び方が分かりませんが、スポンジ状のモノで、浄水施設で使われる汚れを吸着させるモノとみられています。昨夏、オリンピック本会場であるお台場の海の水の臭いが問題になりました。これは台風などで下水処理施設がオーバーフロウするのが原因です。その証左がこのスポンジ状のモノです。


②丸いおまんじゅう…レジンペレットといって、プラスチックの、言わば原料です。これを再度溶かして成形すると、最終的なプラスチック製品ができます。輸送中などに漏れているとされます。


③緑の長いの…人工芝です。運動場、喫茶店の足ふきマット、ゴルフ練習場…様々な場所にありますね。そのせいか正解者がいました。


④筒状のモノ…カキ養殖で使われる稚貝用パイプ(通称豆管)と思って写真を撮ったのですが、今よく見たら違うっぽい!色や形状が近いのですが、これはおそらく別のパイプです(汗)。


気を取り直して、豆管は海で見つかるプラごみの代表選手です。カキ養殖の際これに稚貝を付着させるのですが、一つの養殖用筏に万単位の豆管を使用します。これが荒天で流出します。


私たちの生活に身近なものも、かなり遠いと言えば遠いものもありますが、例えば④だって最終的にカキを食べているのは私たちです(豆管だという”てい”で!)。一部には昔のように竹に戻そうという試みや、生分解プラスチックを使えないか、といった実験も行われています。今後そうした動きが本格化するには、それを支持する消費者の存在が不可欠になるでしょう。

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