10月20日文京学院大学外国語学部国際教養コミュニケーション専攻の「国際社会開発
論(甲斐田万智子教授)」の特別授業として、2030SDGsゲームを実施、代表理事の平野がファシリテーターを務めました。同学部の2~4年生の学生計46名が参加しました。マスク着用、アルコール消毒、換気と新型コロナウイルス感染予防に努めての開催となりました。
46名はこれまでで最多の部類に入る人数で、今回は2~3名の20チームでの実施となりました。ゲーム実施中カードを捌く補助員として、甲斐田先生のゼミの方にもお手伝いいただきました。
実は今回は対面授業が始まって最初の講義ということで、これまでオンラインで顔は見ていたが直接会うのは初めて、という学生も少なからずいました。ゲームは盛り上がりましたが、何ヶ月後かに実施したらまた違った結果になるでしょう。下地となる関係性で結果が変わるのは当然のことで、それは地域や地方、あるいは世界規模でも同じことが言えます。SDGsの17番目の目標にも「パートナーシップ」が掲げられています。同時に、顔を合わせていたなかった彼らにとって、このゲームがアイスブレイクになったのではないかとも思います。
今回の特別授業は同学の広報部の方も来て、ニュースリリースも出されました。以下ニュースリリースより、参加した学生さんの感想です。
「2030SDGs ゲームを体験をするまで、世界の状況を変えるのはお金が一番だと思っていました。しかし、いくらお金があっても時間が不足したり、一つのプロジェクトに一つの団体がお金と時間を費やしても、その問題は何年たっても解決しないことを学びました。今回のゲームを通して、自分たちがとっている行動が世界にどのような影響をもたらしているかをもっと見える化するべきだと思いました。私は、環境破壊に関与していないと思っていたのですが、私が食べているお菓子や日用品などの原材料で良く使用されているパーム油は、それを栽培するために沢山の森林が伐採されていることを知り、衝撃を受けました。「私一人の行動で何が変わるか」大きな課題となりました。 」
油断は禁物ではありますが、コロナ禍が落ち着きを見せ、世の中も動いてきました。2030SDGsゲームも年内沢山の実施予定があります。
【2030SDGsカードゲーム実施実績】
実施回数:18回
☆内訳:市民活動団体内研修6回、一般向け8回、行政向け2回、学校向け2回
参加人数:257名
☆内訳:市民活動関係者78名、教育関係者6名、行政関係者41名、地方議員4名、一般31名、大学生48名、高校生49名
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