2月28日、名古屋大学院国際開発研究科に短期留学している5名のカンボジア人留学生のみなさんに、「SDGsと環境問題」をテーマに講義をしました。大学院生の女性4名と男性1名でしたが、みなさんとても熱心に聞いてくれました。
今回の講義に向けてカンボジア国内のプラスチック問題についても調べました。私もかつて暮らした首都プノンペン(人口200万人)では1日に1000万枚のビニール袋が使わているそうです。私が住んでいた時も街のど真ん中で膝まで浸かる大洪水がありましたが、あれは薄っぺらいレジ袋が下水に詰まって大雨で下水が溢れたものでした。
まだまだ貧しいと言えばそうかも知れませんが、カンボジアも以前とは変わってきています。また、気候変動を始めとする環境問題への取り組みは世界共通の喫緊の課題です。今回のみなさんのような勉強熱心な若者が、これからのカンボジア社会を変えていくことを願ってやみません。
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