12月21日昭和鉄道高校にて、2030SDGsゲームを実施、代表理事の平野がファシリテーターを務めました。対象はSDGsについて触れるのは基本初めてという同校の1年生38名でした。
昭和鉄道高校は、鉄道員を養成する学校として岩倉高校と並んで有名な高校で、校名に「鉄道」と入るのは全国で同校だけのようです。外には鉄道の車両があったり、中に入ればシミュレーション室があって機器が並んでおり、トイレに行けば「高崎線遅延してるらしいよ」という会話が交わされるさすがの鉄道員養成学校。
圧倒的に男子が多い同校ですが、みな真面目によく話を聞いてくれました。中でも、東急電鉄のSDGsラッピング電車など鉄道関係には非常にはやはり反応が良好。例え名前だけでも、ラッピング電車を通じてSDGsを知っていた、という生徒も複数おり、こうしたパフォーマンス的な啓発活動にも一定の意義を感じました。
ゲームで一通り盛り上がったのち、鉄道会社のSDGs貢献についても少し話をしました。私自身は鉄道のことは全く詳しくないということもあり、今回題材にしたのは「公共空間としての駅」。鉄道は公共交通機関で、駅は公共空間です。例えば、オリパラで真夏に多くの外国人のお客さんを迎えるのに、水飲み場がなく自動販売機しかない駅は公共空間として適切なのか。鉄道大好きの彼らもあまり考えたことがないであろうそんな話も、とても真面目に聞いてくれました。将来は立派に鉄道の公共性を担い、SDGsに貢献してくれるでしょう。
【2030SDGsカードゲーム実施実績】
実施回数:12回
☆内訳:市民活動団体内研修6回、一般向け3回、行政向け2回、学校向け1回
参加人数:173名
☆内訳:市民活動関係者78名、教育関係者6名、行政関係者41名、地方議員2名、一般3名、大学生2名、高校生41名
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