5月12日、キテミテマツド9階のアートスポットまつどにて「松戸市環境未来会議2024」が開催、42名の松戸市民が参加し、代表理事の平野が総合司会、並びに講師を務めました。
松戸市環境未来会議は、一般的には「気候市民会議」と呼ばれるものの松戸市版です。気候市民会議は、無作為抽出(くじ引き)で選ばれた市民が、脱炭素のための対策を話し合い、提言する、市民参加の手法です。
日本では、2020年の札幌市を皮切りに各地で行われてきており、千葉県では昨年の松戸市が最初の開催でした。参加者の皆さんの熱心な取組みで「市民行動プラン」が作成された昨年度の開催でしたが、全3回の開催の中で全てのテーマについて話し合った昨年度に対して、今年度は全6回の中でテーマを消費と生活に絞り、多くの講師もお招きしてより深掘りするものになる予定です。
平野は昨年度に続いて総合司会を務めることとなり、また第1回は講師も務めました。当日は無作為抽出で参加依頼を送付された方々の中で参加の意向を示した皆さんのうち、42名が参加し、また松戸市からは、副市長をはじめ環境部長や環境政策課長、課員の皆さんと多くの方が参加しました。
石和田副市長のご挨拶に始まり、平野のより本会議の概要について説明ののち、流通経済大学法学部尾内教授より気候市民会議の意義についてお話があり、その後参加者からの会議全体に対する質問と回答を経て、今回は2030SDGsゲームを用いたセミナーで「ゼロカーボンシティまつどとSDGs」について考え、今後の議論のベースになる考え方を提供するとともに、参加者の交流も図りました。
10月までの全6回の初回となる今回でしたが、参加者の皆さんの熱心な参加姿勢で、なかなかの盛り上がりになったかと思います。今後の議論が楽しみです。2030SDGsゲーム/セミナーについては別記事をご覧ください。また、当日の資料やグループ討議の結果は市のウェブサイトにも掲載されています。
松戸市ウェブサイト:令和6年度松戸市環境未来会議を開催します
次回第2回は6月9日に開催の予定です。
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