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第13回ビーチクリーンアップ

  • 銀座環境会議
  • 10月12日
  • 読了時間: 2分

10月12日、幕張の浜で第13回ビーチクリーンアップを実施しました。例年に続き、2025年度のICC(International Coastal Cleanup=国際海岸クリーンアップ)に参加というかたちで行いました。毎年9月10月はICCの季節です。この2カ月の間に100を超える国々で海岸清掃が行われ、分類表に基づいてごみを分類し、結果を集計します。


こちらも例年通り、以前から関りのある児童養護施設の子どもたち7名と、職員さん3名、そして代表理事平野が某大学で持っている講義で教えている留学生4名、平野の知人1名と平野で総勢16名でした。

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例年よいお天気なのと比べると今年は曇りでしたが、子どもたちは例年通りご機嫌で、海浜幕張駅から約20分の道のりを、子どもたちと手を繋いだり色々話したりしながら歩くのも楽しみのひとつです。


まずは清掃その後遊びということで、着いたら早速清掃開始。昨年は小学生ばかり6名でしたが、今年は小学生5名に高校生2名。高校生は留学生たちに英語で話しかけ、そちらも楽しかったようです。清掃については、リピーターも多い子どもたちはすぐにごみの多い突堤に突撃し、沢山のごみを拾ってくれました。

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頑張って集めてくれたごみは、ICCの分類様式に基づいて種類ごとに分類。日本でデータを取りまとめている一般社団法人JEANさんに提出しました。


清掃の後は海に突撃。今年は、理由はわかりませんがエイや魚が浜に沢山打ち上げられており、それを一生懸命棒でつついて海に戻したり、ふざけてバシャバシャやりあっているうちにビショビショになっていたり。いかに子どもたちが元気とはいえ、10月半ばに海に入れる…はしゃぐ子どもたちを眺めつつ、温暖化を感じる一幕でもありました。

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着替えたあとは昨年に続いてモルックにもトライ。大人も子どもも同じように遊べるモルックで、留学生のお兄さんお姉さんと楽しい時間を過ごしました。


例年同様一週間ほど前には施設を訪問して、事前環境学習を行いました。顔なじみの子どもも多く、私の顔を見るなり反応してくれ、また問いかけにも一生懸命考えて答えてくれました。子どもたちの知識にこちらが驚く場面もありました。


今日のことも先週のこともいずれは忘れてしまうとしても、いちいち何を食べたか覚えていなくても食べたものが私たちの血肉になるように、こうした日々の様々な大人との交流の経験が、なんらかのかたちで彼らの人格形成に寄与することを願ってやみません。




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