10月27日、幕張の浜で第8回ビーチクリーンアップを実施しました。今回は2021年度のICC(International Coastal Cleanup=国際海岸クリーンアップ)に参加というかたちで行いました。毎年9月10月はICCの季節です。この2カ月の間に100を超える国々で海岸清掃が行われ、分類表に基づいてごみを分類し、結果を集計します。
今回参加してくれたのは、昨年も同時期に参加してくれた、以前から関りのある児童養護施設の子どもたち7名と、職員さん2名、そして松戸市市民自治課の地域ボランティア養成講座である「まつど地域活躍塾」の実地体験先として申し込んでくれた2名、そして代表理事平野の総勢12名でした。子どもたち7名のうち6名は、昨年も参加したリピーターの子どもたちでした。
当日はいいお天気。海浜幕張駅から約20分の道のりを、子どもたちと色々話しながら歩くのも楽しみのひとつです。ビーチクリーンの他、電動トライクそらぴか号乗車体験を通じた環境教育などを通じて顔見知りになっていることもあり、楽しい道中となりました。
着いたらまずは腹ごしらえをしてから海辺で遊び、それから清掃、このへんは昨年と同じ。昨年と違ったのは、小突堤を構成する岩の間に沢山の大きなごみがあることを発見したこと。コーンや漁網等を見つけた子どもたちは、張り切って大物を回収していました。
集めたごみを分類して記録
昨年同様一週間ほど前に施設を訪問して、海のごみ問題とビーチクリーンアップの意義について説明もしました。今回は、東京都が作成した東京都江戸川区の子どもたちとニューヨークのブルックリンの子どもたちが海ごみ対策を通じて交流する動画を流したところ、熱心に観ていました。そうしたこともあってか、一生懸命取り組んでくれました。
ごみはICCの分類様式に基づいて分類。日本でデータを取りまとめている一般社団法人JEANさんに提出しました。以下のように、データとともに実施記録がJEANさんのウェブサイトに掲載されています。
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