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銀座環境会議

【開催報告】SDGsマルシェ、成功裡に終了

10月3日の日曜日、高校生を中心とした若者が選んだSDGsの達成に貢献するような商品を販売する”SDGsマルシェ”が、新松戸のCoworkingSpaceFlat Cafe&barにて開催されました。まつど市民活動サポートセンターが毎年募集する「Let's体験」のプログラムとして実施されました。


当日は以下の五つのブースを出展しました(参加した高校生が作ってくれたポスターです)。


脱肉食の選択肢として、大豆ミートとジビエ(イノシシとシカ)と昆虫食を販売しました。厳密に代替肉と呼べるのは大豆ミートだけですが、要は畜産のお肉の消費を減らす必要があるので、その代替をどうしようという提案です。畜産の肉の消費を減らす必要と、なぜ大豆ミートやジビエ、昆虫食が良いのかは、温暖化をはじめとした多様な観点から担当の高校生がお客さんに説明しました(いずれこのブログのコラムでも説明します)。 


認証商品はパーム油のサステナビリティへの配慮で認証を得ているボディソープと柔軟剤、そしてバナナの繊維で作った紙、バナナペーパーです。バナナペーパー商品は決して単価が安くないためあまり在庫を持たなかったのですが、早々に売り切れました。担当の高校生は、環境だけではなくジェンダー平等におけるメリットまで説明し、勉強の成果を発揮していました。  


SDGs 実現に貢献するのはバナナペーパーのような新しいエコ商品だけというわけではありません。アルフォートやDARSなど普通のスーパーで販売しているお菓子も山盛り販売。それぞれ、商品の電車輸送や売上からの途上国への寄付、プラスチック包装減量等の工夫がなされています。自分もお菓子大好きという担当の若手社会人は、多くの種類のお菓子のそれぞれの特徴を頭に入れて説明しました。


さらに、R びんと古本・古着です。通常のガラスびんは砕いてリサイクルされまるのに対して、Rびんはちゃんと回収されれば洗って再度使われるびんです。担当の高校生は、リサイクル偏重の日本社会においてリユースの重要性を説明してくれました。 古本・古着は、基本であり昔からあるリユースの世界です。担当者の高校生は、まだ使えるものを捨てる不条理を熱く訴えました。 

参加者が作成したPOPの例

来場者には波があり、あまりお客さんのいない時間帯もありましたが、準備段階から徐々に親しくなってきた参加者たちは、若者らしくコイバナをしたり、また来場したお子さんと遊んだりもしながら、9時から5時過ぎまでの長丁場を完走しました。

銀座環境会議としても初めての試みで、振り返って色々反省もありますが、会場となったCoworkingSpaceFlat、またまつど市民活動サポートセンターの皆さんのご協力で、なんとか成功裏に終わらせることができました。参加者のみなさん(高校生5名と社会人1名)、ご来場のみなさん、ありがとうございました。

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