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銀座環境会議

2030SDGsゲーム(第14回)

更新日:2021年9月15日

8月12日常盤平市民センター別館にて、2030SDGsゲームを実施、代表理事の平野がファシリテーターを務めました。まつど市民活動サポートセンターのボランティア受け入れプログラム、「Let's体験」に参加する高校生と社会人を中心に計6名が参加しました。プログラムでは10月3日にSDGsマルシェを開きます。これに先立って、SDGsとは、についてまず考えました。マスク着用、アルコール消毒、換気と感染予防に努めての開催となりました。


ゲームはいつも通り盛り上がりはしましたが、参加者同士の協力が始まるのがやや遅い印象でした。初対面だったからでしょうか。これまでの開催では、多かれ少なかれ知り合い同士の参加がありました。参加者の関係性によって結果が変わってくる、これは実社会も同じです。町会などは勿論、国際関係など世界規模に広げても同じことは言えます。


ゲームのあとは座学。10月3日のSDGsマルシェで販売する商品の選定の参考になるよう、平野が考えるSDGsの本質についてお話ししました。レジ袋有料化に伴い、大々的にマイエコバッグの特設販売コーナーを設置した百貨店を例に、私の言いたいことはひとつ「家に袋という袋が一つもないなら、ここに買いに行きましょう」


エコバッグを1枚作るのにも相応の環境負荷がかかるのに、「そもそもそれ必要?」という問いを抜きに素材やデザインの議論ばかり。要は消費(=お金)を生むからです。私たちがシワシワのレジ袋を使いまわしたら、消費(=お金)が生まれません。SDGsは企業の巻き込みに成功していますが、そのあたり危うさはないのでしょうか。


そんな話を参加者には伝えていこうとしています。環境だけでなく、ジェンダーについても、全てのキーワードは「そもそも」。とはいえ、原理主義者のオジサンに消費自体否定された、ではマルシェまで辿りつきません(そもそもそこまでは言いません)。かと言って、「オシャレにサステナ!」みたいな方向性は…。もちろん一番大事なのは参加者の意向です。さて、このあとどうなるか。


銀座環境会議が行うSDGsゲームは、本当にコアなところを突いていきます。8月29日と9月4日にも新松戸で開催予定です。詳しくはこちらをご覧ください。


【2030SDGsカードゲーム実施実績】

実施回数:14回

☆内訳:市民活動団体内研修6回、一般向け5回、行政向け2回、学校向け1回

参加人数:187名

☆内訳:市民活動関係者78名、教育関係者6名、行政関係者41名、地方議員2名、一般12名、大学生2名、高校生47名

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