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【UNEP:国連環境計画】Refill Japanの活動について講演しました

  • 銀座環境会議
  • 11月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:10 時間前

11月4日(火)、大阪で開催されたUNEP(国連環境計画)主催の研修、「Strengthening Sustainable Production and Consumption: Capacity Building for Plastics and Beyond in Asia (持続可能な生産と消費の強化:アジアにおけるプラスチック問題とその先を見据えた能力開発)」にリモートで代表理事の平野が登壇、Refill Japanの活動について紹介しました。

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この研修は、アジア諸国の行政官を対象に、日本の多様なステークホルダーの協力のもと開催される能力開発ワークショップであり、日本のよい取り組み事例にも触れながら参加者が互いに議論し、プラスチック等の持続可能な生産と消費の強化、循環経済の規制整備と具体的な汚染削減行動を支援することを目的としています。その多様なステークホルダーのひとつとして、市民の取組みとしてはRefill Japanに白羽の矢が立ち、今回の登壇となりました。


参加者は、タイとマレーシアの行政官の皆さんでした。リフィルの活動について紹介ののち、平野の東南アジア滞在経験にも基づいて、簡単にですが提案もしました。両国では、水道水を直接飲むのは難しいですが、浄水器を付ければ飲用できるようで、実際マイボトル運動的なことも起きているようなので、同様の活動は可能と思います。


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また、両国ともお惣菜や飲み物を直接プラスチックの袋に入れるテイクアウト文化がある一方、伝統的な多段式(重ね式)の食品容器も利用されているので、お惣菜はそちらに、飲み物はマイタンブラーやマイボトルに入れる運動も展開できるのでは、とお話ししました(その際、タイ語の東北方言=私にとってはラオス語、を少し披露すると、タイの行政官の皆さんから歓声が上がりました笑)


東南アジアでは、安価な中国産プラスチック製品の消費拡大に加え、かつて中国だった国際的な廃プラスチックの輸出先になるなど、プラスチックが大量に流入している一方、廃棄物の管理(回収・処理・再資源化)能力が不足しています。Refill Japanの活動が、”そもそもプラスチック他の使い捨て容器を使用しない”という方向での対策のヒントになれば幸いです。





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